福島の惨事を思い起こせ あの時 「たぶんこれで終了か・・・ でも なんとかなるんだろ?」 覚えてるわ



朝日新聞DIGIALより転載


   


 関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の差し止めの仮処分をめぐり、福井地裁は8カ月前と正反対の結論を出した。国による原発の新規制基準が施行された2013年7月以降、運転差し止めをめぐる裁判は、基準の信頼性について異なる結論を導いている。


 今回の福井地裁決定の特徴は、林潤裁判長が新規制基ログイン前の続き準の合理性を認めた点にある。

 原発再稼働の可否をめぐる過去の判決や決定を見ると、新規制基準をどう評価するかで、可否の判断が分かれている。

 関電は、新規制基準や基準地震動(想定される最大の揺れ)に対する信頼性を否定した今年4月の福井地裁決定に対し、異議を申し立てていた。当時の樋口英明裁判長は、関電大飯原発3、4号機(福井県)をめぐる昨年5月の判決でも運転差し止めを命じた。

 樋口裁判長は二つの裁判の判断の中で「経済活動である原発の稼働は憲法上、人格権よりも劣位に置かれるべき」と指摘した。新規制基準づくりに関わった勝田忠広・明治大准教授(原子力政策)は「技術的な問題以前の生命、倫理に言及した重みのある判断だ」と評価する。

 一方、今年4月、鹿児島地裁は九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の運転差し止め申請を却下。新規制基準について「策定に看過し難い過誤は認められない」と合理性を認めた。

 多くの原発訴訟に影響を与え、鹿児島地裁の決定でも踏襲されたとされるのが、1992年の四国電力伊方原発(愛媛県)の設置許可取り消しを求めた訴訟の最高裁判決だ。伊方判決は、専門家の意見に基づく行政処分について、見逃せないほどの過誤がある場合に限り、「原子炉設置許可処分は違法と解すべきだ」と示した。

 今回の福井地裁の決定は伊方判決の「前例踏襲」とも言え、住民側の河合弘之弁護士は「逆戻りした」と批判した。

 名古屋高裁金沢支部裁判長として2003年に高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)の設置許可無効の判決をした元裁判官の川崎和夫さんは「鹿児島地裁の決定に続く今回の決定を見てみると、裁判所は安全神話がまかり通っていた時代に戻りつつあるのではないかという気がする」と指摘。「福島の原発事故の教訓を踏まえれば、専門技術的な観点からの判断だけではなく、国民の納得可能性の有無についても考慮すべきではないか」と語った。(小川詩織、飯島健太)












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