福島第一原発: 4号機 使用済み核燃料搬出へ
NHKオンラインニュース
11月25日 19時12分東京電力福島第一原子力発電所4号機の燃料プールで始まった核燃料の取り出し作業は、未使用の新燃料を取り出した1回目の作業に特に問題はなかったとして、東京電力は、26日から、強い放射線を出す使用済み燃料の取り出しを始めることになりました。
福島第一原発4号機で、今月18日から始まった燃料プールからの1回目の取り出し作業では、作業員の習熟を図るとして強い放射線を出す使用済み燃料ではなく、未使用の新しい燃料を対象にしました。
22体の新燃料は、「キャスク」と呼ばれる輸送用の容器で、敷地内の「共用プール」という施設に運び込まれたあと、今月22日にプール内に収められて一連の作業が終わりました。
1回目の作業について、東京電力は、手順に特に問題はなかったものの水中で砂やちりが舞って視界が悪くなることがあったことから、砂などをポンプで吸い上げる対策をとることにしました。
そのうえで、東京電力は26日からの2回目の作業で、使用済み燃料の取り出しを始めることを決めました。
使用済み燃料は、4号機のプール内の9割近くを占める1331体に上り、共用プールまでの輸送ではキャスクの落下対策や作業員の被ばく管理などで新燃料より慎重な作業が求められます。
福島第一原発で使用済み燃料を原子炉建屋から取り出すのは、おととしの事故のあと初めてです。
東京電力は、「新燃料が安全に取り出せたことから、危険性の高い使用済み燃料の取り出しにいち早く着手し、プールのリスクを低減すべきと判断した」と話しています。
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