シリア情勢:   シリアの化学兵器の廃棄に関する国連安全保障理事会の決議案 全会一致で採択


シリアに化学兵器の廃棄を迫る国連安全保障理事会の決議案の採決が行われ、全会一致で採択されました。
 これまで対立してきた欧米とロシアが初めて足並みをそろえたことで、激しい内戦が続くシリアの現状の打開につながるのか注目されます。

シリアに化学兵器の廃棄を迫る安全保障理事会の決議案は、27日夜(日本時間の28日午前9時すぎ)、安保理の会合で採決にかけられ、全会一致で採択されました。

 採決には、これまで交渉を続けてきたアメリカのケリー国務長官やロシアのラブロフ外相をはじめ、各国の外相が出席し、国際社会の結束を強く印象づけました。

 国連のパン・ギムン事務総長は、「この歴史的な決議はシリアにもたらされた最初の希望だ」と述べ、決議の意義を強調しました。

 採択された決議には、オランダのハーグにある化学兵器禁止機関が承認した廃棄計画が付属文書として添えられ、シリア政府に対して廃棄計画に従うよう求めていて、違反した場合には制裁措置を定めた国連憲章第7章に基づいて、安保理が必要な措置を講じるとしています。

 また、決議は化学兵器の廃棄にとどまらず、。内戦の終結に向けて、アサド政権と反政府勢力が参加する国際会議を早急に開き、双方の合意のうえで暫定政権の発足を目指す、としています

 シリア情勢を巡っては、この2年半、欧米とロシアとの対立から、3回にわたって安保理で決議案が否決され、国際社会が一致した対応を取れなかっただけに、安保理各国が初めて足並みをそろえたことで、激しい内戦が続くシリアの現状の打開につながるのか注目されます。



   転載おわり

  8月21日に起きたダマスカス郊外での化学兵器によるとみられるロケット砲攻撃は 政府勢力によるものか、反政府勢力によるものかはこの際深く追求していかないということか。     

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