福島第一原発

<福島第1原発>遮水壁、着工遅れも…東電に安全対策注文
毎日新聞 5月2日(金)21時3分配信

福島第1原発の凍土遮水壁の完成イメージ
 原子力規制委員会は2日、東京電力福島第1原発で地下水が原子炉建屋に流入し汚染水となるのを防ぐ「凍土遮水壁」について、計画の再検討を東電に指示した。安全に管理できる根拠を示すデータが不十分と判断した。東電は6月にも着工する予定だが、遅れる可能性が出てきた。汚染水は敷地内に46万トン(4月現在)あり、毎月1万トン以上増えている。汚染水対策の「柱」とされる遮水壁の建設の遅れは廃炉作業にも影響しそうだ。

 遮水壁は、事故を起こした1~4号機の周りを囲むように地中約1.5キロを凍らせて壁を造り、地下水の流入を防いで汚染水を減らす目的で、政府が昨年9月に建設を決定した。

 東電は今年3月、設置計画を規制委に申請。これに対し規制委は、原子炉の管理に悪影響がないか▽安全に管理できるか▽遮水効果があるか--について約30項目の質問を政府と東電に送り回答を求めていた。

 この日開かれた規制委の作業部会では、委員から水位の管理について質問が集中した。遮水壁を設置しても、原子炉建屋内の汚染水の水位を周囲の地下水より低く保てなければ、汚染水が外部に漏れる恐れがあるためだ。東電はこれまでの解析結果を示し「安全に管理できる」と説明したが、委員は「設置した場合の悪影響について評価が足りない」などと批判。水位計の管理方法や詳細な地盤の解析データを次回会合までに再提出するよう求めた。遮水壁建設は前例がない大規模な工事とされ、約320億円の国費の投入を予定し、2015年度の完成を目指している。規制委の更田(ふけた)豊志委員は「設置して悪影響が出るならば撤退も考える必要がある。国費を投入する観点からきちんとした説明をしてもらう」と述べた。【鳥井真平、斎藤有香】


以上 転載終わり

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